6本目 『ラン・オールナイト』
誰と? 父親と
どこで? 家で
午後ローを録画して見る、ちょっと前は当たり前だった習慣に再び馴染みつつある。
今回は一晩限りの逃走劇、『ラン・オールナイト』、ありがちな話ではあったものの、一晩限りと言う時間の誓約がとてもいい仕事をしていたと思う。
それでいて盛り上げるところはしっかりと盛り上げ、主人公親子それぞれに見せ場がある。なんと言うか、クライムサスペンスのお手本みたいな映画だった。
ただまあ、それが型に嵌まった窮屈さにもなっていると言うか。意外性に欠けると言うか。物足りなさが拭えないのも、事実かなあ。
ところで、親子のわだかまりがテーマの映画を親子揃って見ると、やっぱなんか気恥ずかしさありますね…。